一歩目を全力で踏み込めない奴は、後半も挽回することはできない。
結局一歩目がすべて
その第一歩をいかに踏み込むか。
今回はこんな切り口で書き出しましたが、今回の内容は全然違うもので、簡単に書ける読書感想文です。
読書感想文って学生のころ結構悩まされませんでしたか。
書けない理由としての理由はおおよそ3つだと思います。
そもそも何を書いていいかわからない。
要約は書けるが面白みに欠け、オリジナリティが出せない。
書き出しが分からず時間がかかる。(結局大した書き出しでない。)
では、まずは基本から書いていきます。
読書感想文に書くのは以下の3つ。
1.要約
え、要約って思った人いませんでしたか。
要約なんて当たり前やん。って
要約ってやっぱり必要なんです。
大きな本の内容を自分なりにかみ砕いて、自分の言葉でかんけつにまとめる能力。
これが 案外後々に役立ってきます。
だから、まずこの要約をしてみましょう。
残念ながらこれなしでは次に進めません。
要約ってのは、本当に物語の重要な部分の一部でいいのです。
本の中で起きた現象を1から10まで説明する必要はありません。
自分が大切だと思った一部を書き出せばいいのです。
2.自分の体験談。
自分の体験談とは本の要約と絡めたことを書く必要があります。
正直本の要約ならだれでもできて、最近ならようやくサイトも出てきているくらいです。
ではどこで差をつけるのか。
それは自分の体験談にいかに落とし込めるかです。
だから、おおくの体験をしている人は強い。
日々生きている中での感度をもって自分の体験を100%生かせるようにしましょう。
自分の体験をどういう風に表現していくかというと物語に自分の体験を例えることができればいいのです。
たとえば、ドラえもんなら、結局大事なのは信頼できる友達ということを伝えることを目的とし、どんなにけんかしても最後に信頼できるのは本気でぶつかり合った友だけだと自分の体験を踏まえ書き出せば、相手にも深い印象を植え付けることができます。
3、教訓
最後に必要なのは教訓です。
物語を読んで、自分のエピソードを交えて描くことができたら、最後に占めるのは、それで何を学んだかです。
これが肝ともいえるでしょう。
物語と過去の自分の体験を交えて、何が大切だと感じたか。
これを最後に入れることで読み手に深い納得感を与えることができます。
どんなに素晴らしい文章でも画竜点睛欠けば、それは駄作となってしまいます。
最後にもう一つ読み手に関心を持たせる方法を紹介したいと思います。
それは、書き出しにこだわることです。
最初に読書感想文を書くのに悩む理由の1つとして、書き出しというものを上げました。
これはあながち間違いではないです。
それほど書き出しというのは、大事だからです。
多くのパターンであるのが、いかに締めの言葉をかっこよく言うかです。
しかし、実際に最後の言葉はサラッと流されてしまったり、そもそも最後まで読まれないパターンもあります。
だからこそ書き出しが命なんです。
この書き出しのポイントとしては、一見全く関係のないようなことを書くのです。
結論として自分が述べたいことを比喩して書き出せると100点でしょう。
なかなかレベルの高い書き方にはなっていますが、慣れてくるとはまってくること間違いなしなので、書き出しに力を入れて描いてみてくださいね。
一歩目ですべてが決まるといっても過言ではない。
後半の巻き返しなど邪道。
一歩目をいかに強く踏み込めるかが勝負の分かれ目。