金利が上昇して、家を買うにもなかなか買えない。
郊外でしか家は建てられない。長期ローンが出ているが本当に返せるのか不安。
様々な悩みを抱えている家庭も多いのではないだろうか。
そんな悩める家庭に賃貸か持ち家どちらがいいのかという腐るほど議論されてきたネタについて個人的見解と考察で自分なりの意見を述べていく。
何を求めるか
まず家を買うかどうか迷ったときに一番最初に考えるのが何を住宅購入に求めるのかということ。
広いスペースなのか、利便性なのか、はたまた自分らしい暮らしの実現なのか。
まずは自分が何を求めているかを明確にすることで、この論旨の結論は大きく変わってくる。
まず金銭面だけでいうと、私の結論としては賃貸のほうがリスクは小さいだ。
なぜならこの世の中はあまりにも不確定要素が多すぎるからだ。
昨今の災害、天災、そしてどこからともなくやってきた未知のウィルスによる社会運用の停止、世界的な戦争などありとあらゆる要素が複雑に重なっており、長期間で一定の土地を買い、返済していくというライフプランは少々リスクが伴う。
もちろんそこに住み続ける前提であれば住宅購入は良い選択になりうるが、まだ人生の不確定要素が大きい中で住宅購入を焦るべきではないと私は考える。
しかし、求めるものが異なれば結論も変わってくる。
まずすぐに家を買うべき人は、そこに住み続ける必要があり、転勤、転居の可能性が限りなく低い人だ。
こういった人は迷っている暇はなく、超長期ローンを組んでまでもすぐに家を買ったほうがいい。
なぜなら、賃貸のほうがリスクは少ないが、家賃という支出は積みあがることはない。
それに比べてローンで買ったマイホームであれば、そこに長く住み続ければ済み続けるほど利益が出る仕組みになっている。
だから少しでも居住年数を増やしたいのであれば、今すぐに家を買い、長期間住み続けることで経済的なメリットを受けることができる。
もう一つ家を買ったほうがいい人は、昔からマイホームが夢で金銭以上に心の満足度が高い人だ。こういった人は夢を買うと思って思い切って買う決断をするのもありである。
それが心の効用をもたらし、金銭以上に大きな価値になる可能性がある。また子供がいれば子供にとっても思い出の場所になる可能性は大いにある。
経済的合理性という観点で
上記のように求めるものによって答えは変わってくるので結論が出ないのがこの論議である。
だから一つ切り口を用意して経済的合理性という観点で見たときの結論を言おう。
賃貸一択だ。
先ほどは長期で住めば持ち家のほうが経済的メリットが大きいといったが、今回の分析では長期で住むことによるリスクも考慮している。
長期で住みことによるデメリットの具体例としては、修繕や予期せぬ事態の対応などがあげられる。
長期で住み続ければそれこそ、家自体は劣化していく。それは免れない事実のため、修繕前提でライフプランは組んでいく必要がある。
また地震などの天災によって被害を被るリスクも考慮しなければならない。
この点は昨今の耐震性能向上によりある程度リスク低減はできているかもしれない。
次に賃貸を進める理由を述べる。
賃貸はリスクを極力減らしながら投資運用で初期より資産形成を進められるからである。
ここでは賃貸であれば投資をすることを前提とした結論になっている。
ローンを組めばそれなりに返済金額は負わされるし、その金額についても家庭の懐事情もあるだろうが一切考慮してくれない。
賃貸であればもう少し安い住宅に移り住んだり、住む場所尾を変えて家賃を抑え込んだりと選択肢が豊富である。
そして抑え込んだ住宅費用の中から投資信託でも買っておけば運用益が3%程度は出るはずだ。
その運用益も考慮した場合、賃貸のほうが余裕資金を投資に回しやすく、投資元本を多く確保できる。結局投資は元本ゲームだから。
将来的に家が余裕資金が出てきたら家を買うのもヨシだし、そのまま賃貸に住み続けるのもありだ。
それでも最後は自分の心
賃貸のほうがいいと結論づけておきながら最後は割と無責任なことを言うが、結局は自分の心がどう思うかだ。
家は経済的合理性のみで判断するわけではない。心の豊かさ、家族の安らぎの場所、様々な思いを組んで最終決定すればいいと思う。
それで自分が満たされるのであれば金銭的メリット以上のものがそこにはある。
ただ事故承認欲求で買うのはおすすめしない。
家を購入しても満足度が続くのは半年程度。結局人間は慣れてしまうのだから。
いたるところで欠点が見つかってしまい、後悔しない人はほぼいないだろう。
そうならないためにはせめて立地だけは慎重に選んだほうがいい。家は将来価値ゼロになるが、土地だけは死なずに資産として生き残るからだ。
そして需要が多ければ、売却して住み替えの可能性も残せる。
だから本当に家にこだわりのなくて、ただマイホームだけは欲しいという方は場所選びだけは慎重にやったほうがいい。
ここまで持論を存分に展開してきた割には最後は読者に丸投げするという暴挙に出た今回の記事をここまで読んでくれてありがたいの一言に尽きる。
何はともあれ私自身持ち家か賃貸か悩み続けている人間なので、逆に皆さんの見解もお聞きしたいということで今回のテーマを締めくくらせていただく。
