北風小僧の本で得た得する知識

日々の日常体験を元に記事を書いて行こうと思います。読書レビューも更新していきます!

食べて、祈って、恋をして 【悩みが多くてどうしていいかわからない時に見てほしい作品】

今回紹介する映画は食べて、祈って、恋をして

 

食べて、祈って、恋をして (字幕版)

食べて、祈って、恋をして (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

この作品は、自分の人生に悩む女性がキャリアを投げ打って、イタリア、インド、バリで新たな価値観、等身大の自分を探求するというお話です。

 

 

 

 

個人的作品の見どころ!

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世界を旅する中で主人公がさまざまな価値観に触れ、今までの自分を壊していく姿に勇気をもらえる。

 

あなたはこれまでいろんな価値観に縛られてきたと思います。

中には自覚もなくただ親に言われたことを忠実に守ってきた人もいると思います。

 

この主人公もそのうちの1人で一般でいう、お決まりの幸せの形を手に入れているはずなのに、心のどこかでは退屈さや刺激をも求めています。

 

誰しも自分の可能性を広げたいと思う一面はあるのではないでしょうか?

 

この主人公は、そんな葛藤の中で最後には神に祈ることで自分の道を大きく変えていきます。

彼女は結婚したて夫がいたのですが、その愛すべき夫を振り切り決心をします。

 

そして、神のお告げとでもいうものに頼り、三カ国の旅が始まります。

 

旅の中での人との出会いが少しずつ彼女の思考を解き放ち新たな自分との出会いのきっかけとなります。

ラストシーンを見ておもいましたが、彼女が求めているのは信頼できる相手ではなく、自身も持って愛せる自分だったのではないでしょうか。

 

イタリアでの人とのつながりの重要性

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まず彼女が訪れた国はイタリアです。

映画の情景シーンではイタリアの良いところが、あらゆるカットで映し出されており、自分もイタリア旅行へ出かけたくなるほど美しい世界でした。

 

イタリアでは、人との幸運な出会いがあり、気づけば彼女の周りには幸せに溢れる友人で囲まれていました。

 

「mangiare(食べて)cantare(歌って)amore(恋をして)」

この言葉がイタリアの国民性を表しているように、彼らは人生を最大限に楽しんでいました。

 

日本では我慢が美徳とされているので、どちらかと言うと逆の価値観ですね。

 

この主人公もこれまで自分にストイックに生きてきたので、人生を楽しむという考え方に心を動かされたと思います。

 

インドでの新たな祈り

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インドは多くの人が新たな価値観を探すために訪れる国とも言われています。

 

この主人公もインドで悟りを開き、これまでの自分を変えようとしました。

 

インドでは毎朝多くの人が祈りを捧げています。

ですが、彼女はイマイチその習慣を受け入れることができていませんでした。

 

個人的な解釈になるかもしれませんが、彼女は表面上では変わりたいと言っていたものの、本心では変わらないことを望んでいたのではないかと思います。

自分を捨てる覚悟がある人間ならば、どんな新しい習慣でも、必死になって取り入れようとするのではないでしょうか。

 

誰しも変わりたいと思いながら、本当はありのままの自分を受け入れてほしいと心のどこかで望んでいます。

 

そんな彼女が自分を変えるきっかけになったのが瞑想です。

 

 

集中力を磨く瞑想

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瞑想習慣を取り入れることで彼女の思考は少しずつ外界から自分の内側へと焦点を変えていきます。

 

瞑想の素晴らしさは私も最近実践しており、その威力を実感しているので、またどこかで紹介したいと思います。

 

瞑想で日に日に集中力の高め方、焦点の当て方を学び彼女は最後の旅バリ島へと戻ります。

 

バリでの調和の本当の意味

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バリ島では彼女が望んでいた愛すべき人との出会いがあります。

 

そこで彼女は本当に自分が人を愛していいのか、また傷ついてしまうのではないか?

これまで積み上げてきた調和という考え方に反するのではないか?

いろんな考えが頭を巡り、ついに愛すべき彼に別れを告げます。

 

悩んだあげく、バリ島の頼れる存在の老人の元へ行きます。

そこで言われた一言で彼女の考えは、一転します。

 

調和が全てと考えていた彼女でしたが、愛すべき人の存在で調和を壊すことも、調和なのだという老人の助言で彼女を締め付けていたものから解き放たれます。

 

最終的には自分を愛し、許すことで、本当に愛すべきものに気づくことができました。

 

感想

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人がいかに変わる可能性があるものなのか感じさせてくれる映画でした。

旅を通じ、変化していく主人公を見て、変わる勇気と行動力で人生を大きく好転させることができると感じました。

 

ここでは、本当に行動力の重要性が感じられ、動かなければ、彼女は苦悩から一生逃れられなかったと思います。

変化する、行動するということは恐怖をもたらすことでもありますが、神のお告げでも、占い師の言葉でも、なにかを頼りに実行することの大切さを再認識することができました。

 

私も明日から思うだけではなく、行動に移し、自分というものを探求しようと意気込んでいます。

 

何か一つでも今までの自分を変えていけるような、そんな習慣をつけていきたいですね。

 

こんな人にオススメ!

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割と思い切ったことをする主人公ですが、そういう力も必要です。

 

この映画は普段忙しく過ごしており、本当の自分とは何か?

このままの自分でいいのか?

と考えるような人におすすめの映画です。

 

旅はいいものですね!

コロナウィルスが蔓延している中で外出自粛が続く世の中ですが、映画の世界で旅をしましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!