読書って人生において結構重要なウエイトを占めていると思いませんか。
本を読むことでモチベーションが上がったり、知識を深められたり、本を読むことの効用は無限大だと思います。
私自身そんな本を読むタイプではなく、ザ体育会系の中で育ってきたので、読書とはほぼ無縁の世界で身を置いてきました。
そんな私が本を読むきっかけとなったのはすごく単純なことで、シンプルに言ってしまうと「暇」だったからです。
大学3回生のころ授業の単位もほとんどとってしまい、この一年どうやって過ごそうか考えていました。
一つは新しいバイトを始めることを決めていたのですが、もう一つは何か新しいことを始めたいと思い、非常に安直な考えなのですが、ネット検索で大学生のうちにしておくべきことと検索しました。
検索すると本当にたくさんの情報が出てきて、その中でも簡単に始めれたのが読書だったのです。
読書を始めて、最初から分厚い本を集中力を切らさず読めたわけでは、ありません。
何度も集中力を切らす中で、初めに私が感じたのが、本の読み方です。
読み方によって本に対する楽しさも大きく変わってくると思います。
だから、私が読書を始める前にまず、読み方をまなぶのが一番だと思います。
今回はそんな本の読み方について書かれた本の一部を紹介したいと思います。
精読度合いでその人のレベルが決まります。
本当に素晴らしい著者というものは細部までこだわり自分の文章を表現してます。その細部までこだわるといった思考が、大きな差を生みレベルを上げていきます。
このこだわりを細部まで表現させるものは何だろうと考えたときに、まず最初に出てくるのが「強烈な好奇心」です。
打算的な考えは一切捨て去り、使命感ともいった思いで自分を表現するものにだけ、この能力は得られます。
次に本をいかに精読しているかがポイントです。
自分にとって必要な本だと感じたら、とことん精読し、自分の血肉とする。精読というものは精神を集中させ、注意深く読むことです。
いくら、無数の本を読み漁ったとしても、速読だけでその本の核心をとらえることができなければ、人間としても器を大きくすることはできません。
次にその精読した本を忘れない方法を一部紹介します。
それは、とにかく本を汚すことです。
そして、本との思い出を作ることです。
本にその時感じた感情、意見、思いを書き込むことで次に読み返したときに、その時の記憶がよみがえり、より記憶に定着しやすくなります。
また、重要な箇所に線を引くことで簡単に読み返すことができます。
2回目読み返すときはそんなに集中して読む必要はありません。
一度見て内容はある程度理解しているのですから。
大事なのは、マーカーを引いた箇所をぼんやりと眺めること。
ぼんやりでいいの?と思う人もいるかもしれませんが、無意識でも重要な箇所を眺めることで、記憶の片隅に保存することができ、繰り返し見ることでさらに定着していくのです。
ですので、本当に良いなと思った本は本がぼろぼろになるまで、書き込み、すぐ見返せるような本棚において、何度も読み返すことが大切です。
だから、本は借りずに自分の身銭を切って買ったほうが、投資リターンが大きいんでしょうね。