集中力は最後まで持続する「3割増し」の目標設定をする。
集中力を最後まで持続させようと思っていてもついつい途中で気がそれたりして、集中力が続かなくなった方も多いのではないでしょうか。
そんな誰もが一度は悩まされた問題を解決するヒントとなるものを紹介できたらとおみます。
ゴールを意識すると集中力は低下する。
ゴールを設定することはもちろん大切です。ただこのゴールすることだけが目標になってはいけないのです。
ゴールすることが目標となれば、とりあえずゴール地点までやろう。わからないけど、何となくでやってしまおう。ゴールだけすればいい。という考えになってしまい、結果的に効率の良い勉強法ではなくなってしまいます。
また、ゴールすることだけに執着するとゴールしたとたん一気にモチベーションが下がり、この程度でいいやと終わってしまいます。
このような問題を解決するためには、どうすればいいのか?
ゴールが近づいてきてからこそ本番だと思い込む
ゴールを目標とするのではなく、ゴールのさらに奥を目標とすることで途中で燃え尽きることなくやり切ることができます。
オリンピック金メダリストの北島康介選手もゴールは壁をタッチして電光掲示版を振り向くところまでと決めていたそうです。
ちなみに私も野球をしていたので、ベースを駆け抜けるときは、ベースも5メートル先をゴールだと思って走れとよく言われたものです。
コツコツ派?一気にやる派?どっちが効率的か
結論から言うと一気にやり切ってしまうほうが効率的です。一見コツコツ頑張ったほうがいいのではないかと考える人が多いのではないかと思いますが、そうとも言えません。
なぜなら、コツコツとか一歩一歩といった言葉の裏には、失敗したくない、自分の都合が悪いなど自己保存の考え方が隠れているからです。
さらにコツコツすることをメインにしていくとそれ自体に喜びを感じるようになり、これぐらいでいいかと集中力を途切れさせる発想が出てきてしまいます。
そうならないためにも、時間設定を設け、一気にやるべきことをやり切ってしまうほうが圧倒的に効率がいいのです。
このように何事も思い込みに騙されないことが大事ですね。
自分が思っているよりも目標設定を高めにし、駆け抜けられるようにしましょう。これは何も勉強だけの話ではないと思います。
ちょっと無理だと思う目標に向かってひたむきに走ってみることでまた違った世界が見えてくるかもしれません。
まだ見ぬ世界にチャレンジしていきましょう。